先生
入学式の後は、学級懇談。
さんざん待たされたのに、特にあいさつもなく入ってきた担任は、語った。
「高校時代は、どんなバカな夢も見られる唯一の時代です。だから今日、お子さんが家に帰って、どんな夢を語っても笑わないでください。」
へー。いったい何を言ったのかね?
「私は、残された5年の教師生活、夢を持っています。
子供たちにも言いましたが、夢とは、この高校からまずひとり、東大へ入れること!そして、東京6大学を同年度制覇することです!
東京へいくことは、情報の中心地へ出ていくことです!価値があります!6大学へ行って、それを叶えましょう!
叶わないと思ったら、ダメです!東大へ入る!6大学へ入る!大きな夢を持ちましょう!」
先生たちが例の事件を受けてか、あえて、主に人間形成と学問そのものを重視する空気だった入学式後だっただけに、すごいギャップだ。
なんか、20年前に、私の隣のクラスだった理数科の熱血担任が言ってたセリフだなあ。
今もこんな先生がいるんだねえ。進歩のないこと。
きっとうちの子はこんなこと言われて、怒ってるに違いない(^^;
だいたいこの人は、「夢を叶える」ということの定義がおかしい。
どんな大学であっても、それは「夢」ではない。
どんな大学に入っても、「そこでどう暮らして何を得るか」に全てがかかってることぐらい、今、普通に生きてるオトナなら誰だってわかってると思う。
東大に入ることを「夢」扱いしちゃう時点で、進路指導者として、大きな「×」だ。
それに、「東京へ行きましょう!」に関しては、そりゃあそうだと思うけど、「だから6大学へ入りましょう!」は、意味がわからない。
箱根駅伝じゃあるまいし。
教師生活残り5年のベテランじゃなくて、
そんなだから、教師生活が残り5年になっても、「教科の指導しか」やれないんじゃないの?(いじわる)
子どもたちは、あなたの実績を上げるための道具ではない。
今のところ、親子共々全てスルーしておくけど、こういう先生が後々何を言い出すかは、だいたい身をもって想像がつく。
親をバカだと思うなよ。