Archive for 7 月, 2008

ピアノ

合唱コンクールの曲が決まって以来、娘は一生懸命伴奏の練習をしている。
あの子は、ピアノを習っていたのは小学校の5年生くらいまでで、しかも決して熱心にピアノ練習する子ではなかった。でも、他にいないんだって。
しかも聴いてると結構ドラマティックな間奏があったりして、難曲である。休みだから、部活終わって帰ってくると、勉強なんかそんなにせずに(受験生なのにな)とにかくピアノを弾いている。習ってるころにこのくらい弾いてればうまくなっただろうに・・
聴いてると、とにかくうまくいってない。彼女は譜面読みが得意だから、よくまあそんなシャープがいっぱいあってもちゃんと読むなあと感心するものの、それに指が全然ついてってない。からまるし、指、届いてないし、狙いがはずれる。
ピアノの隣がシゴト部屋なので、だんだんイラついてきて、見に行ってみた。
いいかげん行き詰っていた彼女は、私の忠告を聞くらしい。そこで、弾いてる姿を背後で見てて、わかった。両手10本のうち、親指と、人差し指と、小指しか、ほとんど使って無いじゃん。
動きにくい薬指と中指を、動きにくいから使わない。だから、指づかいの要領が悪くて、足りなくなっちゃうんだよ、指が。指づかいを工夫しよう! それから、この曲のために、ちょっと指練習の曲でもやってはいかが?中指と薬指のためにさあ。
と、言って指づかいを修正し、繰り返すうちにだんだん弾けて来るのをまた後ろで見ていて、 昔、厳しかったピアノのミウラ先生が、あんなにうるさくいろいろ注意したワケを、今更理解したりして。
私もいつも指使いがテキトーだったから、よく楽譜の余白に「ゆ び づ か い!!」と、
また、「右手と左手の音を、”組み合わせる”のではなく、それぞれがうたうのです」といいながら、「う た う よ う に!!」と、
大きく大きくえんぴつで書かれた。
なんかわかったわ。だって 今、言いたいもん、あの子にそれを。

柳町へ

てーげーズが柳町で演奏すると、ハニーさんのブログに書いてあった。
コメントによると時刻は午後3時55分から。その時点で、3時10分。
基本的に待ち時間がないのは歓迎です。
なんのライブなんだかもわからないままに、そのまま行ってみると・・・
どこでやるんだかよくわからず、反対方向に歩いてしまった。逆方向から「ニライカナイ」が聞こえてきてあわてて戻る。
ちょっと雲行きあやしいけど、まぶしすぎないお日様の元。
ヒガマサルさんの茶色い髪が、トウモロコシみたいで夏らしくふわふわ。
爆裂三線ソロもニジュウマル。
若い誰かが企画した、何かの、イベントだったんですね。
よくわからないなりですが、来月から尚いっそう、盛況だといいですね。

ダメ人間

柳原陽一郎が、遠くのFM局のラジオに出るというので、ネットラジオで聴いてみた。
録音も出来てたし、便利な世の中だねえ、ほんとに。
ソロになってからの彼は、暗喩や闇の世界ではなく、普通のことを歌っている。
「さよなら人類」のアマチュア時代音源(こういうのが出てくるのもネットのありがたさ)も、岡林信康とか、古いフォークロックの雰囲気。
アメリカのフォークとかも、好きだったのかな。
という彼が、ある曲の紹介で言ってた。
その曲は、飲み屋で出会った「ダメ人間だけど、とてもいいやつ」を歌ったんだそうで。
”ダメ人間に、憧れるところがある。僕自身はそうはなれない。
シゴトがなくてお金がなくなってくると、ああ働かなくちゃとか、考えてしまう”
ラジオ聴いてて、その憧れる感、私にもあるなあと思って。
社会適合してるかどうかは置いておき、思いのままの暮らしをして。
そして自分のダメさ加減にうちのめされ、どれだけ身にしみても、嘆かず。
例えもろもろのことで傷ついても、表に出さず、しかも他人に優しく。
いいか悪いかはともかく、そういうオトナになっていきたいと中学校の頃から思っていた。
でも私も、ここまでこうして来ちゃったので・・たぶんそうはなれそうもない。

ちょっとひどい話

私が目にする・耳にすることも多いくらいだから、たぶん、あまり目立たない一部で何かしら、ちょっと盛り上がってる(?)っぽい、あの、「たま」。
「たま」は、一番有名な「さよなら人類」のころ、4人だった。
そして、柳原陽一郎が抜けて、3人になった。
そして、解散。この間、何年だかわからないけど、その活動はかなり長い。
今年は、10年後の約束ライブの年。なんだそうだ。(細かいとこはあってないかもしれない)
ナンでも、約束されたそのツアーに参加した人たちが参加する権利を持つライブを、10年後にやるよという・・・。
ナンだか素敵な思いつきだ。
そして、解散したのに、ちゃんと実行に移されるところが、いっしょにひと時代(ふた時代?)過ごしたファンと、どれだけ深いつながりを持っていたかという証明かと思う。
それはつまり、解散した3人のたまが、そのときだけ再結成するということで・・。
そのツアーに参加した人たちだけではなく、新しくチケットが売られることになって、事態がちょっと流れていった。
あっというまに売り切れたそのチケットを、ネット上でファンが猛烈に欲しがった。
予定ではなくたぶんほんとに、それを見ての反応にみえる「チケット取り逃した人のために、追加ライブ」が決定。
取れなかった人たちは、それぞれすごく工夫して、チケット確保にがんばった。
でも、やっぱり取れなかった人が、たくさん出たみたいだ。
ネットでは、取れた人取れなかった人、それぞれが思いを書いてる。
ところが、
直後から、ネットオークションにずらりと並んだ転売の嵐。
4500円(だよね)のチケットを即決18000円、25000円、35000円、38000円!
今、ヤフオクで4ページを超えてる。
全部でも300人超えくらいしか、頭数なさそうなところにこれ。
あるけどさあ、こういうの。
チケットの争奪は、全体として微妙な位置にあるエレカシでも、一部で高騰したり、傷つけあったりトラブったり、いろんなことが起こるけど・・・
単に企画としての「再結成ライブ」ではなく、当時のファンの思いが詰まった約束ライブ。これは吊り上げて売れると踏まれたと。
でも、開始価格から動かなかったり入札がなかったりする数をみるに、その読みは、客観的に見ていろんな意味で当たってないように思う。
傍観してる身としては。
長いこと、その約束が守られることを信じて、当時のチケットを取っておいた人たちが気持ちよく行けるといいなと思うし、自力でいっしょうけんめいチケットを得た人たちが心からよかったと思えるステージになるといいなと思う。
あと、不本意を承知の上ででも、ライブいけたほうが絶対いいんだから、自力で買えなかった人もわりきってどこかでチケット入手して、堂々と行けばいい。と個人的には思うよ。
なぜなら、これは、解散したバンドの、本来は開かれなかった扉の向こうの、ライブだから。
話にのるのは悔しいけど、生の音楽の時間は1回だけだからね。
でもやっぱり、10年前の約束どおり、ひっそり、やったほうがよかったのか、も、と、思っちゃうなあ。
ネットの寂しさというか、なんというかさ。

iknow

twitterの人の言葉に良く出てくるので、何だろう?と思っていた「iknow」。
検索してみてわかりました。
http://www.iknow.co.jp/intro 
さっそく試してみた。
英語学習のSNS、でいいのかな。
登録しようとすると、コースを選んだりするようにちゃんと導いてくれる。
そしていきなり、学習を始める。
ちょっと試すつもりでやってみたんだけど「あと10アイテムです」といわれると、つい、やる。
私のコースは単語のお勉強からの一番カンタンなやつなので、公文式がそうであるように、どんどん進めてなんだか楽しい。
「単語を覚える」体裁の中で、例文が読み上げられ、訳が出て、いろんな方向から記憶できるようにできてる。
ゲームみたいに、単語の意味をぱっぱと聞かれたり、例文読み上げを聞きながら入力するコンテンツもある。
SNSなので、日記書いたりお友達作ったりもできる。つまり、英語で日記書いたり、英語で会話することに意義を感じてる人同士なので、使うこと自体がちゃんと役立つSNS、と。
これが無料って、すごいなー。
ぜんっぜん取り組むつもりもなかったんだけど、ちょっとやってみよっかな。

夏の夜てーげーズ

今日は午後、青森のWEBやさんミーティング。
もう到着してるといってもいい場所から道に迷い、古川砂漠で遭難したかのように途方に暮れた。
前回と同じ場所なのに、このオンチ加減は・・ちょっと、いやかなり、へこむ・・・この前は他力本願で着いたから、道筋が全く記憶に残ってなかったのね。
にしても、いつも、勘で目的地についてるような予感はしてたが、無自覚の場所だとここまでとは、自分でもびっくりだ~。ばか~。
気を取り直して、いったん帰宅後、安潟のオープニングへ。
直前までひとりで行くつもりだったのだけど、誘ってみたら娘も行くというのでいっしょに。
それがいいそれがいい。夏のレジャーには、連れて行けないからね、たぶん。これ、ひとつのレジャー代わりで。
今年はぎりぎり天気がもって、ちょっと蒸し暑い感じの広場。
ついたら、もう演奏ははじまってた。聴き慣れた「ニライカナイ」に引き寄せられて会場へ急ぐ。
すっごくビール飲みたかったけど、我慢。
夜の野外、みんなざわざわ食べて飲んでる、そして鳴り渡るオキナワリズムに、あー、夏が来たな~っと一人ひそかに盛り上がる。
「氷のような月」は、いつ聴いてもとても美しくて哀しい。
繊細なギターとマンドリン。私の中で、今また流行ってる。
そして、ライブのヒガマサルのボーカルは、歌うほどに、高く遠くよく響いて、豊かだった。すげ~!
演奏が終わって、娘とポケっとしていたら・・・
私がドラム叩いてたころに、連れて歩いてた娘をライブ会場で面倒みてくれていた人たちが、それぞれ私たちをみつけて声をかけてくれた。
もう小さい子じゃない娘がみんなに会うのはすごく久しぶり。
「何年生になった?」。
娘「中3です」。「へー!」と、いちように時の流れを感じつつ。
こんな我々を覚えててもらえて、ほんと、なんだかありがたや。
日中、砂漠で遭難したときに救ってくれた方も、会場にいたのをちらっと見かけたのだけれど、楽しく飲んでるのを邪魔するのを恐れ、声をかけないまま帰った。この場を借りて(みてないかもだけど気持ちだけ)、ほんとに助かりました。
そしてみなさん、これからもひっそり、それぞれの活躍っぷりを観にいかせてもらいますね。
ヒガマサルさんによると、てーげーズ、8月16日、黒石よされ祭りの一環で、ライブに出るとのこと。
こちらに日程
黒石出身、こちらも頑張って欲しいホイドーズといっしょだそうですよ。
てことは、真夏のてーげーズと合わせて、まさにリアル・タイムリー・クーローイッシーヨッサーレー!!@ホイドーズが聴けるってことですね。
私にとっては、すごくラッキーな組み合わせ。
日にちが微妙だけど是非出かけたいです。
夏だ。

時の流れ

本気で、東京行きの切符を2セット購入。
ずうぅぅっと前に、小さな旅行代理店で1年ほど事務をやってたことがあって、
そのころいつもお世話になっていた窓口へ行った。
応対してくれたのは、ざっくりしたしゃべり方のおねーちゃん。
客商売らしいよりは、どことなく若者っぽい応対。「いいすか?これで」って言いそう。
いや、特に問題なかったけどね。
ふと気がついたら・・奥に、毎日シゴトでここへ通ってた頃、窓口担当だった女性が。
あ、れー。・・
ちょっと、いや、結構、ふ、ふくよかになったですね。
ふくよか、も、そうだけどそれ以上に、貫禄というか、すごく頼もしい雰囲気で。
発券を待つ間、なんていうか、時の流れをものすごくリアルに感じた。
いろんなことを経験して、吸収して、
年を重ねても、こうしてあのときと同じ職場で、役割を変えながらずっとこなし続けているのだ、彼女。
その間に、私は何を経験して、吸収して、どのくらい変わったんだろ。
ふくよか、も、そうだけど(汗)、他にも。
彼女は気づいてくれたのかな。

やる気

やる気というのは、
朝、パソコンの電源を入れてコーヒーとか飲んでいる間、ふわふわ飛び回っている。
半透明で、あるんだかないんだかわからないようなきらきらした羽がぱたぱたしている。
一匹じゃなさそうだ。もっとたくさん、居そうだ。
で、何かのきっかけで、その半透明の羽をぴしっ!と捕まえることができると・・・
さっきまでの気の散り様がウソのように、シゴトの渦にまかれることができる。
・・いう瞬間をすごく効率よく迎えられると、シゴトははかどるが、延々楽しく飛び回られると、これがなかなか。
あーあ。
ゴミ出すの忘れてたので、出してくる!

「予選」敗退

娘の中学校、吹奏楽コンクール、○年連続金賞はならなかった。
言ってみれば予選敗退。県大会出場ならず。
会場の三沢まで観にいったのだけれど、観ている段階で、正直、これは・・と思ったんだよね・・・。
この間の、吹奏楽フェスティバルでは思ったよりずっと素直でいい感じにまとまってて、音も出てて、あら予想よりいい?(初心者が20人以上を占めているにしてはかなり)という印象だったんだけど、その成功でちょっと気負いが生まれてしまったのかも。
冒頭の失敗は、最後まで尾をひいた。
吹奏楽で唯一、私が身をもってわかるパート。
心から残念なのと、やっちゃった気持ちもわかるのとで、もう、かわいそうというかなんと言うか。
出演者全員の前で、銅・銀・金を発表される吹奏楽。
みんなそれぞれ、カベを叩く勢いで泣いたそうだ。
でも。2年間、知らなかったホントの負け気分と悔しさを、初めて彼女は味わった。
これ、部活動だから。
残された数ヶ月間、幸いにもまだまだ、発表の機会がある。
うん、「発表の機会がある」ということ自体が幸せなチャンスだってわかったんだし、ここは気持ちを切り替えて、地域随一のエンターテイナーになってくれよ。