Archive for 8 月, 2008

中学生

昨日は、「雨降ってるし、友達もぬれちゃうし、暗いし、街灯少ないし・・だから車で迎えに来て」と、リクエスト電話があって、娘を学校へお迎え。
いっしょに乗せた友達は、仲良しなのでおなじみさんだ。市内随一の進学校へまっしぐらの、しっかりした子。
「この間やってた、呪いのビデオの話、みた?」と、その子が娘にいう。
「・・見てない。なになになに?」と娘が身を乗り出している。
3つあってさ、呪いのビデオていう名前でさ、ひとつはさ、こんなであんなで、・・・こわかったよー!
「ひょえ~~!こ、こわい~!!ありえない~!!・・で、次は次は次は??」
その子の家まで10分足らず。
最後の1本の話は、私はナナメ聞きだったけど、ビデオレターの話だった。なんか、撮影したビデオレターに、小さな知らない女の子が、崖の空中か何か、ありえないところに立って映っていたという・・・
ぎゃ~!!こわい~!!ヤダー!!と、娘たちがひとしきり叫び終わったのを見計らって、「このへんでしょ、ついたよ」と声をかけると、盛り上がりすぎて、街灯のない場所でもあり、つい家のそばを通り過ぎちゃった様子。
「あ、いいです、ここから少し歩くから」と、いつものオトナっぽい口調で言ったその子に私が何気なく、
「え、でもどうする?小さな知らない女の子が、ありえないところから歩いてきたら」
と普通につぶやいたら、
それが、ここまでで一番怖い話だったみたいで(笑)
「さ、さようなら~」と、笑顔をひきつらせつつ、心臓飛び出しそうな緊張感を背中にたたえて路地を進んで行く彼女を、しばし見送る。
いやあ、か~わいい~。 からかったつもりは、ないんだけどね。

よくある交差点

この数ヶ月間、右往左往、四苦八苦、暗中模索、などなどいろんな感情に振り回されて方向を定められず、どこにも進めなくなっていた事態を、クリアした。
ああ、離婚とか別居とかじゃなく(笑)、シゴトの話で、再び一人になりました。
これが最善なのかどうかはわからないけれど、それは、あえていっちゃえばたいした問題ではないと思う。
よくも悪くも、時間は一度きりしか巡ってこないので、定まったこと自体に、今は価値がある気がする。
だってこれで、せめてどぶにはまらないように、ちょっとずつでも進むことができるでしょう。
そして、きっともっと、良い仕事ができると思うよ。
これからもよろしく。
・・
そういや、今夜は今夜しかないのサ!イェーイ!」って、昔よく、ライブの白井貴子が叫んでたけど、あれって今思うと、あんまり若者らしくないよな。
いつまでも今夜が続く気分こそが、若者の証なのにね。

夏の終わり

今日は、地元の夏イベント。てくてく出かけ、フランクフルトと焼きそばを食べて、娘がトランペットソロを吹き、てくてく帰って、今年のねぶたを振り返る番組を観る。
生のねぶたは観なかったけど、青森山田学園の、あの桜は素晴らしいね。

今年撮った写真をカメラの中で眺めていたら、久々に印刷したくなった。
考えてみると、私は普段撮ったヤツを印刷してアルバムに貼るということがない。今年は、珍しく旅行ぽいこともしたし、イベントも続いた。こんな年を写真に残すのも良いだろうな。
あ、印刷してるうちに楽しくなってきたぞ?
アルバム、買ってきちゃおうかなー。

柳原陽一郎のライブへ行った

8月5日東京の吉祥寺・スターパインズカフェの、柳原陽一郎お誕生日ライブに行って来た。
東京へ着いたのは午後13:00過ぎ。思ったよりは、暑くなかった。でも風呂場みたいに蒸し蒸ししてて、脱衣所みたいにいろんな臭いがする空気だった。
ちょうど雷と雨がものすごい日だったみたいで、着いた時点で何かが起きていて乗ろうと思った電車に乗れず、右往左往。 でも思えばここで頑張って、まっすぐ吉祥寺に行っておいてよかった。じゃあ先にゴハンでも、ってしてたら、絶対、その後の電車遅延にもっと巻き込まれてた。
スターパインズカフェで17時ちょうどにチケットを引き換え、近くの吉祥寺図書館(?)で本を読んだりしながら開場をじっと待つ。並んだとき、来る途中で傘を買わなかったことを娘と後悔しあう。雨の不快感を吹き飛ばすためか、津軽弁そのまんま、娘はちょっとテンション高くしゃべりまくってた。
会場もステージも、わりと狭くて過ごしやすい雰囲気。ここで、しょぼたまのライブがあるということで、300枚以上のチケットが売られているようだけど、ほんとにそんなに入るのかな?
ところで、これまでエレカシの「宮本」とか、ミュージシャンはみんな敬称略で書いてきたんだけど、何故か「柳原」って書きにくい・・。「柳原!」・・おそれ多い気が。何故でしょう(笑) わからない。
えーと、柳ちゃん(^^は、突然、楽器の間を通ってすーっとステージ奥から出てきた。
華奢で、小柄な人だ。黒いシャツを着て、ギターを持っている。静かに話す。ふいにおかしそうに笑う。
そして近い。みんな座って落ち着いて観られる。こんな距離で座ってエレカシのライブを観たら、すごいだろうななんて一瞬想像する。
最初の2曲、アコースティックギターで弾き語り。娘は、「柳ちゃんてギターもうまいんだ・・」と失礼なことをつぶやく。
「金返せ」って曲は、金返さない人へあてた曲だった。生々しくて面白かった。
柳ちゃんがギターを置いて、グランドピアノへ。それから先は、phonoliteというバンドといっしょ。
phonoliteは、普段の私の傾向からそのまま行けば、たぶん耳に入ることのなかったバンドだと思う。人数やホントの構成はわからないんだけど、その一人、(たぶん)ジャズなドラマーの外山明が今回の楽しみの一つだった。
想像してた以上に、さらに自由な・・。黒ブチめがねときょろきょろ動く目と。別に体が「ビートを刻む」というのじゃなくて、音楽のどこかに乗っかってるみたいに動くのだ。そしてその動きは常に、柳ちゃんか、ベースの空気といっしょに在る。
・・面白ーい。
このへんでふと気づいたのだが。
私はたぶんいつもと同じに、ゆらゆらしたりぱたぱたしたりしながら聴いてたと思うんだけど、観客が静かだ・・。微動だにしない人が、結構多い。じーっと聴き入っているってコトなんだろう。
それに拍手が(別にいいんだけど)、曲が終わりきるまで鳴らない(笑)、そして声がほとんど無い。やなちゃーん!とか?やなぎはらさーん!とか?ありそうだよね。また違うライブなら、違うのかな。それとも、そういうのがあまり好きじゃないのか?
それにしても、柳ちゃんのボーカルが、スタンダードにいい声でよく伸びて、ひとつの楽器みたいに自由な木管、金管、打楽器と絡まって、聴いててとても心地よく、楽しい音楽だ。
今回のライブはお誕生日のライブということで、たぶんちょっと特別だったらしい。どういうことをやるのかは、ネットで読んで予備知識はあったけど、ほんとに「人気投票順に最後の1位まできっちり歌っていく」というのが、なんていうか誠実。
途中、ギター1本で、11位から30位?だっけ?1フレーズずつ全部歌うコーナーがあって、ああいうのも楽しい。
「たま」の、イカ天でリアルタイムに聴いた以外の曲は、極最近知ったものばかりなので、「夜のどん帳」とか、あ~ほんとにこの人が作って歌ってる歌なんだな~、感慨深いなあって感じ。ネットで観たのは、すごく若い映像だったから。
まだ聴いてないアルバムもあるし、知らない曲が3分の1くらいあったけど、「ライブで知る」というのも逆によかったりするんだよね。
初めて聴いた「ちなつさんちへ」?ギター弾き語りで、あんなにソフトで美しい音を出しながら、自分もそれといっしょに歌うって、すごい。素敵だ。
あと、「ブルーブラックステアーズ」だったかな?なんか変拍子の組み合わせみたいな曲にボーカルが乗ってる・・あれは面白かった。ジャズな流れに、ちょっと無理やり乗ってる感じの歌。こっちも少し怪しく緊張感が漂った。
「ブルースを捧ぐ」「満月小唄」がラスト。充実~。最後に、ギターで新曲を、と。
帰るとき、そーだ!DVDを買うんだった!とカウンターに寄ったら、期待してなかった本人が現れてくれた。
こういうのは苦手で・・目の前にいるのに本人に声をかけられず、DVDを売っていた女性に「さ、さいんをたのめるものでしょうか」と言ってみる。と、伝言してくれた。わーいわーい。
買ったばかりのDVDジャケットにサインをお願いしたのだが、なぜか油性インクが乗らず。あれ?書けないよー、どこに書けば書ける~?と、柳ちゃんと周囲の人が慌てる。
すると、脇に居た女性が静かに、「DVDを抜いた内側スペースに少し書けます!」と。
ジャケットデザインをした人だそうだ。私としては、なんかレアな体験だなあ。おかげでサインは無事もらえた。
「遠くから来た甲斐がありましたか?楽しかったですか?」といわれて、「と て も、面白かったです!」と、本人に主張することができて、大満足。
・・・
終わって、寂しいなあ。これに行くのをひとつの目標に、1ヶ月余り頑張ってシゴトしてたので、気が抜けた。
仕方ないから、Googleストリートビューで、スターパインズカフェに行って見たりしている。
また目標を定めて、挑戦します。