Archive for 6 月, 2009

残りの時間

マイケル・ジャクソンが亡くなった。
忌野清志郎が亡くなった。
そんな6月。
「おくやみ」に掲載された高校時代の友達が、立て続けに2人。
2人とも、高校卒業のあと、それぞれの事情で全然違う道を歩いたので、少しの間までしか音信はなかった。でもこの友達の少ない私が、それぞれ、いっしょに大事な時間を過ごした友達だ。
1人が亡くなったことを知り、私は少しずつそれを受け入れながら、ほぼ忘れかけていた高校時代の細かな記憶をたどった。
その記憶のシーンに何度も登場した彼女も、亡くなった。本気で、20年ぶりくらいに実家に電話してみてでも、彼女に連絡をとってみようかと思案していた矢先だった。
2人とも、たった1行ずつだけだ。たった1行ずつ以上の、何もない。

その事実にこれ以上、手の延ばしようがない。

残りの時間をどう過ごそうか、考えている。

答えを出すこと

Yahooのニュースに、沖縄慰霊の日について県内の大学生にアンケートしたところ、その日・23日の由来を「知らない」と答えた人が3割だったという。
でも、同時に、沖縄戦について学ぶことは大切なことだと答えた人は、99%を超えた。
「それ」が、大切なことであり、こちらが正しい方向だということは、何となくわかっていて、そのようなことを話す。
けれど、「それ」について自分の物差しを当てて問題をとらえなおす機会が、足りてない。
だから、説得力のある人や表現が、物事に対する考え方を知らず植え付けられやすい。
そういうふうにみえるね。
「エコ」、「戦争」、「テロ」、「命の大切さ」
みたいな題目に対しては、どれも同じく、アンケートをとればそこそこ優しい答えが集まりそうだ。
でも、その答えは、答えを出すに足りるだけの自分の情報を、集めた上での回答なのかどうか?
初めから誰かが出している答えを見聞きして(たとえば、「ひめゆりの塔」の悲しみをスクリーンから感じとって)
「これはあってはならない出来事だ」、と答えを出していないか。
それだと、誰かが出した答えを読んでいるに過ぎない。
人間の、積み重なってきたいろいろな問題を、初めから準備された「泣ける歌」「感動のエピソード」と、変わらない脳が処理してしまっては、答えは出ない。
まあ、若者を育んでいるのは、それらの提供を許してしまう文化を作り上げてきたオトナたちなので、仕方ないのか・・・・
いや、仕方ないじゃ、ダメか。
なんて、考えたわけですけどね。

Thinkpad x200届いた

何にも役に立つことは書けないけど、せっかく買ったので書いちゃった。そう。Thinkpad x200が届いたよ。AmazonのDVDドライブと、1時間差だった。予定通りだ。
キーボードは、まるでディスクトップPCみたいだ。
これだと、シーンとしてるとこだと、結構音がするかもしれない。でも、すごく打ちやすい。
そして、見た感じがすごく無骨だ。ただ、ふた(ふた?)の表面がツヤ消しみたいな感じで、汚れを落としにくそうな・・手触りもちょっと・・・。まあいいか。そのうち慣れるでしょう。
まだ持ち歩いてないから重さの実感とかはないが、軽いのは、今までがA4ワイドノート持ち歩きだったので、えらい軽いに違いない。カバンにも100%入るしね。でもバックがないな。
さっそく環境を整えた。
Vista  Businessが入ってて、実はVistaは初めて使うのだ。でも意外と悪くない気がする。まだ、どこまでがThinkpadのユーティリティなんだかまだわかんないとこがある。
あと、いったん、マカフィーの試供品を入れてあれこれしたあと、イーセットスマートセキュリティーの新しいのをダウンロードしていれたら、ネットができなくなって一瞬焦った。
原因は、マカフィーがアンインストールしきれてなかったかららしい。マカフィーのサイトに、完全削除ツールがあったので、そんなときはそれを使うと直ることがわかった。よかった。イーセットは、一個ずつ買ってるのでお金かかってるな、密かに・・。でもすごくいいので、手放せない。
これから、どう使っていこうか、楽しく迷ったりしたいと思う(^^

ノートPC

タイトルに商品名を書かないのは、特に役立つ話のひとつもできないため、何かと畏れ多いから。
この10日くらい、欲しい欲しい~と騒いでた、持ち歩き用の小さいノートPCを注文した。
わーい。Thinkpad x200。
ヒトに聞いたり、こういうときは娯楽としても楽しまなくちゃいけないので、夏モデル紹介の雑誌なんかも買ったりして。
どうやら定番というPanasonicのレッツノートも考えたのだけど、店頭で見たら、画面が思った以上に狭く感じた。
ある程度狭いのは小さいノートだから当然なのだが、画面の解像度が今使ってるA4ノート(DELL)より小さくなるのは、やっぱり困ると、少し触ってみて思った。
それでVAIOとか、これまで考えたこともなかったのだが、一応検討したものの、逆に解像度がすごすぎ。
あのちっちゃい画面に、ぎゅうっとブラウザに並ばれても、おばちゃんは1年後に文字を苦もなく読み取れる自信がない(老眼とか乱視とか)。
それになんていうか、美しすぎますね、VAIO。私のとこに来るのは似合わないというか、もったいない気がした(^^;
そんなとき目に止まったThinkpad。そうそうあの赤いおへそがポイントだったな・・と古い記憶がよみがえり・・・。
あれこれ情報を探すうち、Thinkpadユーザーの永さと熱さがスゴイと思った。
私は、モノに対して、あんまりこだわるほうじゃないので、逆にこだわりさんたちを尊敬する。
尊敬のあまり、イロイロ読み込んでいるうちに、使ってみたいなと思った。
Thinkpadでも、CD/DVDドライブあるちょっと大きいヤツと、横1440でディスプレイ明るくて軽いヤツと、横1024でディスクトップCPUの、小さいけどちょびっと重めなやつとあって、どうしようかさんざん悩んだのだが、結局、値段とか大きさとか老眼とかいろいろ考えて、決めた。
決めたら後は迷いたくないのと(直販で買うと、ナントカクーポンがいつ来るかとか気が気じゃないし、待ちが長い)、普通にクレジットカード使いたかったので、最安値のお店通販で注文した。
あと、CD/DVDドライブが無いので、これはAmazonで本といっしょに注文。
これで、安心してお出かけできそう。早く来ないかな♪

「分身」

東野圭吾が続く・・それにしても、いつも書店で一番目立つ場所に、ばーんと並べられてて、売れっ子ですね。
「分身」。
ある程度ミステリー要素もある小説という感じ。途中から、「きっとこうなんじゃない?」というのがだんだんわかってくる。で、それを、主人公たちがどうやって受け入れていって、明日につなげていくのか(断ち切られはしないだろうという前向きな雰囲気があるので)が気になって、あっという間に読み進める。
モチーフになっているレモンが、なんとなくいい。がりりとかじるレモンなんて、智恵子を正気に戻した一節が浮かんで、そのビジュアルも綺麗で。主人公たちの清廉さというか、そのへんが際立つアイテム。
ちょうど娘が、理系が文系かの進路選択第一弾みたいな時期で、どうも世の中の人間をその2つに分類しがちな今日この頃なのだが、東野圭吾は理系の成功例って感じだ。
理系の学問を修めて、それが随所に昇華された文章を書き、こうして人々の手元に届ける。素晴らしい。やっぱり世の中は理系か(^^;