Array ( [0] => 12 [1] => 14 [2] => 13 [3] => 1 [4] => 17 [5] => 16 [6] => 11 [7] => 15 ) Fairground_vol.7 » iPadの個人的な話

iPadの個人的な話

iPadが、なんだかすごい騒ぎになって・・いるんだろう、たぶん。
Twitterやブログだけでなく、テレビやYahoo!のニュースにも話題になっているので。
でも、私の周りにはまだ、ソレは、やってきていない。2010年6月7日現在。

私自身は正直、特に欲しいとも欲しくないとも思わない。
iPhoneで十分、満足しているということもあり、私の想像力不足も手伝って、使い道が思い当たらない。
といいつつ、数ヵ月後に買っている可能性も、否定はできないけどw

テレビで、家庭に親用と子供用、1つずつiPadを買って、子供は動画やゲームに夢中、親はレシピをチェックみたいなシーンをみたが、それは別にiPadじゃなくてもいいし、もっといえば動画やゲーム、レシピがなくても、根本的に困らない気がするし、やっぱりあれは、必要十分を大きく超えた便利品だという印象を深めることにしかならなかった。
もっともあれは、あの例が激しくいまいちだったんだと思うが。

iPadの活用として「家庭」を想定するとああなってしまうけれど、そうじゃなくて「ビジネス利用」という点では、確かに利用価値がありそうだ。
いろんな人が言っているように、お客様へのプレゼンには、確かに効果が高そう。
それに、これまで仕事でPCを持ち出してきた人にとっての、ウェブやメールのチェックを手軽に快適に行える「また新しいモノ」としての魅力。
自分の購買欲とは別に、そこはわかる。

そんな中、インターフェースが素晴らしいので高齢者にベスト、という話も出てきているようだ。

私は、でもこれは個人的には、どうかな?と思う。

なぜなら、これまで身の回りや仕事上の付き合いでパソコンを利用したがった高齢者の目標は、「パソコンを使えるようになること」だったから。
お茶の作法を覚えるように、パソコンを使いたい。そういう欲求が、お年寄りの中に「パソコン」という趣味分野を作りだした。
だから、極端な話、あんまりカンタンなばかりでもダメな気がする。乗り越えるべきヤマが、適度に必要なのだ。

さらに、「写真の印刷」の魅力が、パソコンを使う大きな動機になっている人が多いので、これもネックだ。
「いつでも手軽に観られるから、印刷なんかしなくていいんだよ」
と、言いたいところなんだけど・・
孫の写真は、なんてったって印刷して、アルバムにはったり、額に入れて飾ったり、手帳にはさみこんだり、したいったら、したいのである。
(でも、この点はもうしばらくしたら、解消されるかもしれない?)

いや!
いつまでも年寄りだからって、そういうとらえかたをするから、
その先にある、ネットの本当の利便性に手が届かないのだ、という見方もあるかもしれない。

でも、それは、「年を取る」という本質に、関わってくると想像する。

年をとればとるほど、本当に知りたいことってネットなんかに載っていないという、現実。
むしろ、特に何も知りたくない、新しいものに目を向けたくもない自分への、諦め。
迷惑メールでもいいから、週に数件はメールを受信したいと思う、心。

「操作を覚える」という面倒さが、さまざまなものを直視することから目をそむけさせてくれ、ひとつの達成感が得られる。
それが、まさに「趣味」では。

もちろん、本質と向き合うパワー満点!な方は、どんどん進んでいただいていいのだが、
そういう人ってすでにパソコンを使いこなしていて、あんまり「iPadを高齢者に」というターゲットにはなってない気がしている。

そんなことを、ぼんやり考えていた。
波打ち際で、時折「老い」に、じゃぶんと足を洗われてる感覚のすでにある、自分として・・


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